2013年12月22日日曜日

茨城県ひきこもり支援研修会報告

報告が遅れましたが、茨城県精神保健福祉センターより依頼を受け、2013年8月5日のひきこもり支援研修会で【実践報告】を行いました。市町村の担当者など行政・福祉関係者を対象とした研修会です。

代表のオオトモと、ハシモト、オオクボの3人で参加しました。

【実践報告】依頼が私たちに来た理由ですが、「茨城県内で初めて、社会福祉協議会の事業に一般の市民が参加し、社協職員とともにフリースペースの企画・運営を行っているから」ということでした。

40分ほどの時間をいただいて、フラットが開催されるまでの準備期間について、スタッフについて、運営について、4月からの活動内容などを報告しました。発表資料はスタッフ全員で協力して作成しました(時間が足りなくなるほど盛りだくさんでした)。

報告後、研修会の演者で、内閣府が作成した『ひきこもり支援者読本』の共著者でもある白梅学園大学の長谷川俊雄教授より、

・社会福祉協議会が準備期間から関わり、継続して行っていることに驚いている


・スタッフを「この指とまれ」ではなく、きっちりと選んでいる。また役割分担を行うことにより、スタッフそれぞれの特性がいかされている


・活動内容の文書化や支援内容の検討、記録等が行われている


・スタッフが楽しんでいる

などの講評をいただきました。また、運営団体がNPO法人ではなく、ただの任意団体ということにも驚いていた様子でした。

参加者からの質問はありませんでしたが、あとで精神保健福祉センターの担当者の方から、アンケートに「他の地域でも一生懸命取り組んでいるところがあることを知ることができた」「参考になった」などの声があったとメールで教えていただきました。

今回の【実践報告】が今後どのように活かされていくのか、注視していきたいと思います。

おかげさまで、フラットはとてもよいスタートを切ることができました。継続は力なり、です。今の状態が継続できるように、そして、灯が消えそうになったときは、スタッフ・参加者みんなが協力して灯を灯していけるように、一緒に一歩一歩進んでいきましょう。

(代表オオトモの報告書より抜粋、一部改変)

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